2023.4.2(日) 

 

〈救済の観点から見た

     スピリチュアリズムの全体像〉

 

スピリチュアリズムとは“どのようなものなのか?” “誰が何のためにはじめたことなのか?” スピリチュアリズムの本質を理解するために、救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像を、数回に分けて学習をしていきます。

学習内容は以下の5つの項目に分かれています。

(1)スピリチュアリズム運動とは

      霊界主導の地球人類救済計画

(2)スピリチュアリズムによる

      地球人類救済計画の全体像

(3)霊的真理を地上に降ろすまでのプロセス

(4)霊的真理による自力救済のプロセス

(5)学習のまとめ

 

今回は2つめの項目(2)スピリチュアリズムによる地球人類救済計画の全体像について学習しました。

 

霊的真理による地球人類救済計画が、具体的にどのようにして進められていくのかを見ていきました。

現在の地上は、悲劇が蔓延する地獄さながらの暗黒の世界です。

地上を覆う悲劇を分類すると、次の6つにまとめることができます。

①戦争・紛争

②貧困・飢餓

③間違った宗教の霊的牢獄化

④精神の堕落・退廃

⑤動物虐待・環境破壊

⑥霊界下層の地獄化

 

地上に蔓延するさまざまな悲劇の元凶が、人類の霊的無知=(唯物主義)にあることをシルバーバーチは明らかにしました。

霊的無知とは、霊的なことをまったく知らない、霊的事実がまったくわからないということです。神についての正しい知識や死後の世界についてもわからまいまま、物質世界であるこの世のものに価値を認める唯物主義が、地上のさまざまな悲劇を発生させています。霊的無知=(唯物主義)という根本原因から、どのようなプロセスをたどって悲劇が発生するようになるのかについて確認しました。

 イエスを中心とする高級霊団が主導して、地上の悲劇を根本から解決しようとするのがスピリチュアリズムです。悲劇の根本原因である霊的無知を解決するために霊界側は地上に霊的真理・霊的知識を降ろしました。霊界からもたらされた霊的真理・霊的知識によって人類の霊的無知霊的知にかわり、個人の救いから全人類の救いに至るまでの全体像について確認しました。

 

 

「大半の人々は、地上だけが人間の住む世界だと考えています。現在の生活が、人間生活のすべてであると思い込み、物的なもの――いずれ残して死んでいかなければならないこの世の富を蓄積しようとします。戦争・流血・困窮・病気のほとんどすべての原因は、大多数の人々が、人間は肉体だけの存在ではなく、地上にいる今も永遠の霊的存在であるという生命の神秘を知らないことに帰着します。」

                                                                 (Silver Birch Companion)

 

 

「なぜ人間は戦争をするのでしょうか。それについて皆さんはどう思いますか。なぜ悲劇を繰り返すのでしょうか。その原因は何だと思いますか。どうして人間の世界には悲しみが絶えないのでしょうか。

 その最大の原因は、人間が物質によって霊眼が曇らされ、五感という限られた感覚でしか物事を見ることができないために、万物の背後にすべてを一つに結びつけている大霊が存在していることを理解できないからです。」

                                           

                                                 (シルバーバーチの教え・上)

 


✿参加者の感想✿

 

●多くの偉人と呼ばれた人々が、晩年、自分の人生をふりかえったとき、どれだけ世間的には成功をおさめ、人のうらやむ人生をおくったはずなのに、以外にもその多くが自分は何も残していない、一体何をしてきたのだろうかという虚しさになげくのです。なぜだろうと思っていましたが、それは、物質中心主義と利己主義に生きてきたためなのだと今はわかります。

正しい生き方(霊的知識)を知ることの大切さがとても良くわかります。

世界に影響を強く及ぼせる力のある人ほど、スピリチュアリズムに出会い、目覚めることが出来ればとても素晴らしいと思いますし、心から祈ります。

 

 

 

●本日は、地球人類救済計画の全体像を改めて学習しました。

ふと、「物やお金では満たされない」ことに多くの人は気付いているのではないか、という疑問が沸いてきました。なぜ気付かない、気付いていないから、更に物やお金で満たされようとしてしまうのか、そう信じ込まされているのではないか…そうであれば、やはりこれは1つの宗教のようなものであり、霊的真理を共通の宗教として広めて広めていかないといけないという意味をもう一段階深く理解できたように思います。

読書会を通じて、同じ内容でも、今は、くり返し学ぶことが大切であることを常々感じさせて頂きありがとうございます。ま

た、新たな気付きと理解に感謝します。

 

 

 

●今日はスピリチュアリズムによる地球人類救済計画の全体像の中の、救済の観点から見たスピリチュアリズムの更に全体像の学習でした。

全ての原因の霊的無知から発生した物質中心主義、利己主義からの様々な悲劇、それに関連する事細かな学習でした。いずれ勉強するであろう大樹の先の部分であり、人に伝えて行こうと思えば、しっかり身につけていかなくてはいけない部分だと、それにここから説明に入る所だと思うので、しっかり頭にたたき込んで行こうと思いました。

 

 

 

●救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像

・地上世界のさまざまな悲劇は霊的無知、唯物主義から起こっているということに納得しました。地上の人が皆、利他主義であれば戦争・紛争は起きないと思いました。

・世界人口の四分の一の人が貧困・飢餓に苦しんでいることに悲しく思いました。そして逆にどれだけの人が幸せな人生を送っているのかと思いました。全ての人が利他主義であれば貧困・飢餓も無くなると思いました。

・今では利他的な考え方をしているつもりですが、以前は利己的な考え方をしていました。その原因は一つではないですが、何についても(経済的。時間的)余裕がありませんでした。ですので幸せでない人にどのようにしたら余裕をもってもらえるのかと思うと、経済的不安をなくすことかと思いました。今の自分は大きいことはできませんが、少しでも何かの役に立ちたいと思います。

 

 

 

●今回は救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像について学習しました。

地上の悲劇の原因である霊的無知をはらすために、霊的真理、霊的知識をもたらし、そして霊的知をさずけ地球人類を救済するというイエスの構造を知ることができました。しかし他の人々を霊的無知から霊的知へ導くためには、どのような方法があるのか疑問に思いました。準備がなされた人から、霊的知識が深まっていくので、いくら準備ができていない人にスピリチュアリズムのことは説明しても無駄に終わってしまう気がします。まず、準備ができているとはどの判断基準なのかも疑問です。霊的真理と出会い、実践していく中で霊的成長がとげられる。あくまで自分で自分を救うしかないので、スピリチュアリズムの広がりは、じっくり、ゆっくり、しかし確実に進んでいくのだと思いました。

先にスピリチュアリズムに出会った者として、何かできるのか。スピリチュアリズムで人を育むのだろうか。人を育むことは時間がかかることであるし、まずは自分が成長しないといけないと思いました。

お寺として、間違った教えを説いていることには自覚がありました。ただそれにかわる真実がほしかった。

この霊的真理を説くことができる宗教家となりたいです。

 

 

 

●本日は救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像を学びました。

シルバーバーチの霊訓に出会うまで唯物主義という言葉を知りませんでした。改めて考えると、自分自身も死んだら終わりなので楽しまなきゃ損だ、だから好きなことをして生きていこうと思ってました。全ては「霊的無知」によるものです。

地上を覆う6つの悲劇、いまだに戦争は無くなりません。私自身もなぜ?この世から戦争は無くならないか、なぜ同じ間違いをくり返すのか…この世が全てだと思っているからです、今なら理解できます。貧困・飢餓も大きな問題です。食べるものが無く栄養失調、餓死で亡くなる人達が死亡原因の一位だということを読書会で初めて知りました。霊的成長するために生まれてきたのに非常に悲しいことだとあらためてそう思います。精神の堕落・退廃も大きな問題です。特にそれによる“自殺”は私自身の身近にあったことなので、一人でも多くの方々に踏みとどまっていただきたいです。宗教の問題も私にとっては大きくて、キリスト教には以前興味があり聖書も手にして読んだこともあり、牧師になってみたいと思ったこともあったし、教会に入って学んでみたいと思ったこともありましたが、その方向に行かなかったのは守護霊に引き止められたんだと今思い感謝しています。今日学んだことを一人でも多くの方々に伝えられるよう改めて思いました。

 

 

 

●環境を変えたことにより、真理に集中して向き合うことができています。先週も利己的になりしんどい時もありましたが、晩に静かな環境で真理を読み、いつものように涙があふれたのですが、今回は自然と、今、自分に苦しみを与えてくれている相手のことを思い祈ることが初めてできました。今までもしていたのですが、半ば強制的にという感じでした。.自然と祈って、涙が流れ今まで自分がしてきたこと(悪かったことも)が走馬灯に見えてきたのです。自分でもびっくりしました。その時「私も至らなかったんだ」と、そのまま受け取りました。まだ相手のことがこわいという気持ちは消えていませんが、この時のことを思い出し、自分が少しでも利他的に考えられるように、1行でも多く真理を読み、読書会で吸収して、道具となれるよう、そして仕事などを通じて1人でも誰かの役に立てれば、1日でも長生きして役に立ちたい‼と強く思うようになりました。毎日、読む度、勉強する度、仲間から考えなど聞く度、ますます強くなって、霊的に成長していきたい‼と、気持ちが高まっています。真理に出会えたこと、今勉強できていること、本当に有り難く私の守護霊さん背後で応援して下さる方々に感謝の気持ちで一杯です。